逆流性食道炎とは? -(診断・治療)
フリー百科事典ウィキペディア『逆流性食道炎』より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E6%B5%81%E6%80%A7%E9%A3%9F%E9%81%93%E7%82%8E
【診断】
症状から胃酸逆流を疑い、食道内pHモニタリングで確定診断する。内視鏡は重症度分類の助けとする。
【治療】
日常生活においては消化の良いものを取り、過食をさけ、食後横になるなどの逆流を増強する行為を避け、就寝時には頭を高くする(Fowler体位)。
一般的な薬物療法では、胃酸を抑える目的で、最も効果が強いプロトンポンプ阻害薬(-そがいやく)Proton Pump Inhibitor: PPI
の投与が選択され、場合によってはH2ブロッカーを使用あるいは併用する。消化管運動賦活薬なども併用される。PPIに対する日本の保険適用は胃潰瘍としては8週間までと定められている。難治性の逆流性食道炎には、PPIの長期投与が保険上も認められている。
食道裂孔ヘルニアを併発し、症状が著しい例では手術(噴門部形成術など)を行う場合もあるが、一般には施行されないことが多い。原因がはっきりしている場合を除いては、ストレスによって発症する例が大部分を占めるため、薬物療法に加えて根治を目的とした精神科的治療を平行して行う場合もある。治療は長期化する場合が多い。


